自己紹介

こんにちは、管理人のわき乃と申します。30代主婦です。

家族構成は夫・子供(1人)の3人家族です。

自己紹介ページでは、私がブログ「わきが物語」を立ち上げた理由をお話しします。

その前に、私のワキガ人生を振り返りさせて下さい。

父もワキガ、母もワキガ、私もワキガ、弟もワキガ

ひえ〜〜ですよね(涙)

そう、私はワキガ両親から生まれたワキガ界のサラブレッド。(嬉しくない)

案の定、弟も同じくワキガサラブレッドでした。(ざんねん)

みなさんご存知の通り、ワキガは遺伝です。両親共にワキガの場合は、80%の確率で子どももワキガになると言われています。

遺伝は、防ぎようがありませんから。私と弟は生まれる前からワキガに苦しむ人生が決まっていたのです。

おならしてないのに、私って臭いの?

自分が臭いと知ったのは中2の夏。

卓球部の練習から帰宅して、ソファでテレビを見ている時でした。

近くにいた2つ下の弟から衝撃の一言を言われたのです。

「ねぇ、なんで臭いの?」

言ってる意味が、よくわかりませんでした。

だっておならしてないし。クーラーの部屋にいたから汗もひいてたし。

「(???)」

こんな気持ちでしたね。

しかし、自分が臭いんだと確信した出来事がすぐ起きました。

「そんなこと女の子に言うんじゃないのおおおおおおおおお」

滅多に私の味方をしない母親が、弟に食ってかかるように怒鳴りつけたのです。

その姿が、やけに必死で。どう見ても庇ってくれていました。

あっ、私って臭いんだ・・・。

その後こっそり自分の体操服の匂いを嗅いでみると、たしかに酸っぱいツーンとする匂いがしていました。

汗をかけば、みんなクサイ。そう思っていたけど、”どうやら自分は特別クサくなるみたい”

その時初めて、その事実を知ったのでした。

(ただ、その匂いが”ワキガ”だとは、まだ知るまで時間がかかります。)

制汗スプレーしか知らなかった青春時代

1番汗をかく中学、高校時代。

私はバカの一つ覚えのように母から手渡された8×4を全身に振りかける毎日を送っていました。

しかし、やっぱりあの匂いはとれない。正直絶望でしたね。

もう開き直って、8×4からパケに強力って書いてあるBANに切り替えてそれでどうにか過ごしていました。

(とはいえ、周りにいた友達はくさいと思っていた子もいたと思う。中学高校時代のことはあんまり思い出したくない…)

20歳でオドレミンに出逢って、変わった世界

大学は、東京に出ました。

田舎とは違って、何でもある東京。

その頃新宿にハマっていて、新宿ルミネでショッピングをすることが私にとっての青春謳歌でした。

で、その新宿が私のワキガ人生を変えてくれたんです。

新宿をウロウロしていたら、新宿サブナードっていう駅地下ショッピングモールがあって。そのサブナードに縦長の薬局が入っていた(今もある)んですが、

その薬局の一角に「わき汗にはオドレミン」という大きい看板があったんです。その看板にワキガの説明が書いてあって。そのワキガの匂いを抑えられるのがオドレミンなんだよっていう商品説明が書いてありました。

ワキガなんて言葉を知らなかったから、本当に衝撃を受けたのを今でもリアルに覚えています。

そして、謎解きしてもらった、そんな気持ちにもなりました。

「私のこの臭い匂いはワキガという奴のせいだったのか。レモンの制汗スプレーじゃなくて、オドレミンみたいな強そうな液体じゃないと効果ってないのか。知らなかったな。」

少し怖かったけど、まずは1瓶購入。その日からオドレミンをお風呂後に塗って、学校に通うように。

すると、確かにいつもより匂いがしないではありませんか!

そりゃあ大量に汗かくと匂うけど、今までの3分の1くらいに汗が減ったし匂いが減りました。もうこれは感動レベルでしたね。

そこからオドレミンなしの生活は考えられなくなり、必ずストックしました。旅行行く時は携帯と同じレベルで持っていないと不安になりました。

(化粧ポーチとオドレミン、どっちかしか旅行に持っていけない、さてどうする?って聞かれたら、断然オドレミン持っていきますね。オドレミンは売っているところが限られているからもしなかったら換えがきかないので。化粧品は最悪コンビニで買えるしね)

脱毛ブームで、オドレミン卒業!?

社会人になると、自分で稼いだお金で全身脱毛する友達が増えました。

「痛そう」「知らない人の前で裸になるとか嫌だ」

そんなことを思っていましたが、「自己処理が減って本当にラクになったよ〜」と言う友達が多かったため、当時流行っていたエステ脱毛12回コースをええいっと15万円で契約。

せっせと2年ほど通いました。

すると、確かに毛が減ってきて。そして不思議と毛が減ると蒸れにくくなるからワキガの匂いが軽減する日も出てきて。

こ、これはオドレミン卒業の日も…?なんて淡い夢を描いていました。

出産でリセットされた我が体毛

噂には聞いていましたが、出産するとホルモンバランスが崩れるとかなんとか。

その影響がもろに出て、脇毛とVIOはエステ脱毛前とほぼ変わらない毛量に逆戻り。むしろ脇もだけどスソの方も匂いが気になるようになってしまいました。とほほ。

もう焼けクソ、医療脱毛に全てを懸ける

わきの毛量が減っていた時は、匂いが軽減されたのに・・・。とりあえず安く通えて近かったミュ○で脇だけ通うことにしたけど、どうせまたリセットかも…と思ったら通う気が失せて2回ほど行って挫折。

その3年後くらいからでしょうか。医療脱毛の価格が昔のエステよりも低価格で受けられるようになったのは。

最寄り駅に美容クリニックができたんですが、そこが脇脱毛6回2,500円。やっす。スタバのキャラメルフラペチーノより安いじゃん。

とりあえず、毛量を減らすことがワキガ克服に最適だと知っていたので、通うことにしました。

すると、まーーー効果がすごいこと!エステ脱毛が小学生だとしたら医療脱毛は社会人。そのくらいのレベル差がありました。

現在脇の医療脱毛5回目を終えましたが、毛質は毛の細い2歳児みたいな毛がホヨホヨ生える程度に。医療脱毛通う前は同じ毛穴から3本わき毛が生えてるレベルで毛量濃い人でしたが、今ではそれがなくなりました〜!

そして蒸れにくくなったことで、週7オドレミンから週2〜3オドレミンに回数を減らすことに成功。私にとってワキガは脱毛でだいぶ軽減することができました!

夏は脇ボトックス打っています

去年から新しいワキガ課金を始めました。

それが、脇に打つボトックス注射です。

ボトックスは汗止めの役割ができて、病院でも進めているワキガ治療法です。

6月に打って、9月くらいまで持つかな?脇汗がだいぶ抑えられたから、ノースリーブが着れるようになりました。

両脇で1回15,000円くらい。正直高いと思うけど、脇汗で黄ばみができるの本当に嫌だったので、高い美容液ケチってでも私は毎年夏前に脇ボトックスは打っていきますね。

ワキガを知っているのと知らないのでは、人生雲泥の差が生まれる

長々私のわきが物語を話してきましたが、20歳の時に知った新宿サブナード薬局のオドレミンから私のワキガ人生は好転しました。

ワキガを知り、ワキガの知識を付けた結果、今はそこまでワキガに悩まされない生活が送れています。

”臭ってないかな?”とトイレに駆け込んで、用を足す前に脇に手を入れて臭っていないかチェックしなくていい生活が手に入リました…!

ワキガ知識ゼロの家族

長々私のわきが物語を話してきましたが、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

さて、冒頭に私の父母弟は全員ワキガ民だとお伝えしましたが、家族は自分がワキガだと知っていたのでしょうか?

私の推測になりますが

  • 父:全く知らない
  • 母:たぶん自分がワキガだと知っている
  • 弟:自分が臭いとわかっているけど、ワキガだとは知らない

父は全く知らないです。これは断言できます。というのもケアしてる感じもないですし、1年中ユニクロエアリズムみたいなポリエステル素材の肌着着てますし。

父は重度ワキガだと思うんですけど、何も気をつけていないので真夏は同じ空間にいると匂う匂う。

部屋に入った瞬間「あっワキガの人いる」ってくらい匂わせています。

そうそう弟が小学生の時、私に言ったように父親にも言ったことがありました。

「ねぇねぇ、なんでお父さんって臭いの?」

その時父は「なんだそれは!失礼だろ」と怒っていましたっけ。その怒り方が図星、という感じじゃなくて、単純に悪口を言われてプンプンみたいな様子でした。

たぶんですが、父のような人は「汗をかけばみんな臭い。自分だけが特別ではない」と思っているはず。だから自分が臭いと疑うことがなかったのでしょう。

母は知っていたと思います。ただ8×4みたいな制汗スプレーとか柔軟剤で誤魔化す。この程度の対処法しか知らない印象ですね。

弟はですね。弟が高校生の時に「なんで俺って臭いんだろ?」って母と私がいる場で質問してきた時がありました。

母は「肉ばっかり食べるからだ」としか言わなかった。私はまだ当時ワキガという名称を知らなかったので特に何も言えなかったのを記憶しています。

わきが物語は、私の家族のような人にワキガを知るきっかけとなってほしい

ワキガという言葉を知らないし、自分が臭いことも知らない父親。今でこそ父は高齢ですが若い時は代謝も活発ですし、臭いことで周りからヒソヒソ言われることは多かったでしょう。

父のようにワキガで損してる人って大勢います。臭いって周りも嫌だし、自分も嫌になりますよね。父のような無知の人にも気付いてもらえるようなブログにしたい。

母は豊富な知識量ではないものの、ワキガを知っていた。

おそらく遺伝することも知っていたはず。

じゃあ、なぜ、歯科矯正を促すのと同じように、子供たちにワキガである事実を教えてくれなかったのか?

私は自分が母親になり、それを強く思いました。

そして、もし自分の子供がワキガだったとしたら、その事実を真摯に伝え、ワキガで苦労させない人生になるように母親として努力したいと思っています。

だから、現にお子様にワキガが遺伝して、どうしたらいいのかお悩みのお父さんお母さん、いらっしゃると思います。そんなお父さんお母さんに向けた正しいワキガの知識をブログで伝えていきたい。

弟は、高校生のころ、8×4や香水の他にも、毎朝シャワーを浴びて匂わせない努力をしていました。

だから、重度寄りのはずなのに、父親ほどは匂わないです。

でもやっぱり汗かいてる時は臭いですが…。

そんな弟のように、体臭ケアを頑張っているけど、ワキガの正しい対処法を知らない人にもわかりやすいブログを書いていきたい。

私はなんの取り柄もない人間です。

でも、ワキガに悩んで、毎日悩んできて。家族もみんなワキガで。

こんな境遇な私だからこそブログに書き残せることがあるんじゃないかって思うんです。

ワキガなんて、怖くない。

そんな日が今これを読んでくださっている皆さまの元に来ることを願って。

精一杯、わかりやすく、有益な情報を提供できるように、ワキガの情報発信をしていきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。